アート倉庫の収蔵物・三田文化の発掘
「三田には美術館・博物館が無くて寂しい。」という思いが、この研究会の原点にあります。一方、三田は、大正3年(1914)帝国博物館総長を勤めた九鬼隆一が、日本で初めての私設博物館「三田博物館」を立てた土地でもあります。特に三田のような地方都市にあっては、美術館・博物館というのは、地方文化の中核として存在し、郷土愛を醸成する器であり、若者に世界への夢と希望を与える感動の場であります。デジタルミュージアムは、この大きな構想のほんの小さな入口です。でも、大丈夫、確かな入口です。
さて、ではもし三田に本当の美術館・博物館ができたとしたら、何を展示公開し、何を将来の為に保管すべきなのでしょう?そこからさんだアート倉庫(リアル・デジタル)のイメージづくりをしてみませんか? 場所がない資金がないなどの議論は棚上げしましょう。今の段階では、全く机上の空論(夢)で構わないと思います。
例えば、対象とする文化財・アート作品等を、例えば大まかにこんな種類分けすることはできないでしょうか?
- 「三田市歴史博物館」
- 「三田市考古学博物館」
- 「三田市民俗博物館」
- 「三田市産業博物館」
- 「三田市美術館」
それぞれの博物館・美術館にどんなものを収蔵し、展示したいですか? 皆さんからのご意見を伺いながら、もう少し具体化していきたいと思います。